犯罪の過程

動物問題は人間問題。
動物虐待はいずれその矛先は、人間の弱者へ向かって重大な犯罪を引起す序章となり得ます。
国の内外を問わず…

オーストラリアで負傷したカンガルーに暴行を加え、失神させる映像が発覚し、西オーストラリア州の王立動物虐待防止協会（RSPCA）が捜査に乗り出すと言う事件が起きました。
日本でも（一部で）この事件は大変な反響である。

オーストラリア政府を非難する声まで上がっているが、
日本ではそれを非難できるだけの実績は全くない。

日本における動物虐待問題は、公にならないまでも多数存在する。
ターゲットの殆どは猫…野良猫に多く見受けられる。
また年間、諸事情で飼えなくなったペットの殺処分数は30万頭以上。
またその無責任を取り締まる組織がない。

「動物も人間も同じように感覚を持つ動物です。 もし、動物が苦痛をともなっているのに、人々がそれを無視するならば、 人々は人間の苦しみまでも無視するようになると考えています。 だから、動物虐待を認めることはできないのです。」
アニマルポリス（RSPCA（英国王立動物虐待防止協会））広報官の言葉

この問題は本当に小さな問題であると思います。
しかしこれを見過ごす事が、大きな犯罪を見逃す事へ繋がる事が怖いのです。

命に「たかが…」や「所詮…」や「どうせ…」はありません。
「たかが野良猫ごとき」「所詮ホームレスだろう…」「どうせ子供だから…」
命に期限をつけてしまった「あなた」
「あなた」は神ですか？
「所詮」自分よりも弱い者にしか強く出れない臆病者ではないですか？

カンガルー虐待男、豪当局が全国規模で捜索
9月12日10時56分配信 ロイター
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-33718820080912

［シドニー　１１日　ロイター］　オーストラリアの動物保護当局は１１日、男がカンガルーに意識を失うまで殴るけるの虐待を加える映像が発覚したのを受け、全国規模でこの男の捜索を開始した。

このビデオ映像は当初ウェブサイトに掲載され、西オーストラリア州の王立動物虐待防止協会（RSPCA）に送られてきた。男は友人が笑いながらビデオを回す中、カンガルーが立てなくなるまでキックボクシングのような暴行を続けた。カンガルーが死んだかどうかは定かではないが、当局はこのカンガルーが車に引かれるなどしてけがを負っていたとみている。

RSPCAのスポークスマンは「自分よりはるかに小さく、けがをして明らかにおびえている動物に暴行するとは臆病者のやること。犯人を捕まえ、起訴する必要がある」と述べた。

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オーストラリアの動物愛護団体「王立動物虐待防止協会」は１２日、
この少年の逮捕につながる情報を寄せた人に
１５０００豪ドル（約１２８万円）の懸賞金を支払うことを決めたそうだ。

映像では、カンガルーが、少年に「キックボクシング風」に一方的に攻撃される様子が、
撮影者の笑い声とともにおさめられている。
カンガルーは、胸をけられたり顔面を殴打されたうえに倒れたが、
同協会は「おそらく絶命しただろう」と語っている。
2008年9月13日10時59分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080913-OYT1T00258.htm

タグ：動物虐待 アニマルポリス

コメント 1

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しもむ様

こんばんわ♪　nice！ありがとうございます。
by みかんママ (2008-10-18 22:46)